■ 楽曲解説
ジョスランの子守歌
フランスの作曲家、ゴダール(Benjamin Godard, 1849-1895)が書いたオペラ、
『ジョスラン』の2幕に出てくる曲です。
しかしこのオペラ全体は殆ど演奏される機会は無く
この曲のみが突出して愛されています。
あらゆる子守歌の中でももっとも美しい物の一つで、
聖母マリアのご加護を願う我が子への愛に心が打たれます。
原語(フランス語)に日本語も取り混ぜた林正子の素晴らしい歌は
是非世界中の人に聴いてもらいたいものです。
■ ダウンロード
楽曲のダウンロードは全て無料であり、料金が発生する事はありません。
|
林 正子 Masako Hayashi:ソプラノ Soprano
東京都出身。東京藝術大学声楽科卒業、同大学院修士課程修了。安宅賞受賞。ジュネーブ音楽院ソリスト・ディプロマ取得。
98年、スイス・ロマンド・オーケストラのドイツ・レクイエム以後、オーストリアの音楽祭において、グスタフ・クーン指揮のナポリ・テアトロ・サンカルロ・オーケストラのヴェルディ「レクイエム」とイタリア国営放送(RAI)のコンサートなど、ヨーロッパでのコンサート活動を始める。99年には「マスタークラス」(主演:黒柳徹子/銀座セゾン劇場)に出演。00年、トゥールーズオペラ国際コンクール入賞。01年五島記念オペラ新人賞受賞。02年「コラボレーション・コンサート」にてH・アール・カオスと共演。ベルギー王立歌劇場と二期会の製作「ニュルンベルグのマイスタージンガー」エーファ。05年「フィレンツェの悲劇」ビアンカ、「神々の黄昏」(ワーグナー/指揮:ゲルト・アルブレヒト)。06年「交響曲2番復活」(マーラ−/指揮:ゲルト・アルブレヒト)、「エグモント」(ベートーベン/指揮:ゲルト・アルブレヒト)、ハンブルグ国立歌劇場と二期会製作「皇帝ティトの慈悲」(モーツアルト/演出:ピーター・コンビュチユニー)ヴィテッリア等を好演。06年「Russell Watson ゴールデン・ヴォイス」にゲスト出演、「コジ・ファン・トゥッテ」(モーツアルト/演出:宮本亜門/文化庁芸術大賞受賞作品)。07年は、東京芸術劇場シアターオペラvol.1 「カヴァレリア・ルスティカーナ」にサントゥッツァ役、「交響曲第2番復活」(マーラー/指揮:金聖響/大阪フィル)、また上高地での初の野外コンサート「アリアの夕べ“林正子 in上高地”」に出演し、好評を得る。
同年8月、久石譲と新日本フィル ワールド・ドリーム・オーケストラの全国ツアー「There is the Time」にゲスト出演。また、06年より毎年、読売日本交響楽団「第九」に出演。 2008年には、ジュネーブにて初のリサイタルを行い、ワールド・ドリーム・オーケストラのツアーや、久石譲武道館コンサートに参加する以外にも、宮崎駿監督の「崖の上のポニョ」のオープニング主題歌を歌うなど、活動の幅を広げている
|