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<Classic8>クラシックエイト
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■ 楽曲
ドボルザーク(Antonin Dvorak):ユーモレスク( Humoresque in G-flat Major,Op.101,No.7) 共演 中村真理.mp3

バッハ(Johann Sebastian Bach):無伴奏パルティータ 三番よりプレリュード(Preludio from Partita No.3in E major BWV1006)

ヴィターリ(Tomaso Antonio Vitali):シャコンヌ(Chaconne in g) 共演 中村真理


■ アーティスト紹介
友清麻樹子は現在、オーケストラ始め、ソロ、室内楽など音楽現場の多方面に渡り活動を本格化しつつあるヴァイオリニストです。
 彼女は幼少の頃、音楽好きの両親に兄たちがヴァイオリンやピアノを楽しく弾くのを見て、自分もやりたいと言った(本人は覚えてない)そうです。
2歳の時からドイツやベルギーに住んでいましたが、自宅に置いてあったサーベルのおもちゃで(本物のわけはない)さやを楽器本体、刀身を弓に見立ててヴァイオリンを弾くまねをしていました。もし外からのぞく人があれば、日本人恐るべし、と思われていたのではないでしょうか。
ベルギーで師事した先生はコンサートホール始め教会等、演奏活動の盛んな方で、それを聞いて育った彼女は多大な影響を受けたそうです。

 修行中にヴァイオリンをやめたいと思ったことはしょっちゅうだそうです。
やめたいと思ったりする人間は、あまりヴァイオリンに愛着がないのではないかと思われてしまうかも知れません。しかし別のとらえ方をすれば、価値ある事をちゃんとやっているのかと自問している、意義を求めて常に行動の断崖の縁に立っている、とも言えます。
彼女がヴァイオリン演奏に対して誠実かどうかは演奏を聴けばすぐに分かります。

 コンクール入賞、とか大ホールでソリストとして華々しく、と言うような欲求があまり強くなかったので、自分は向いていないのではないかの悩んだこともあるようです。
ヴァイオリンを弾くのはそこに楽器がありそしてそこに楽譜があるから、というのが彼女の自然な感覚だそうです。
音楽学生になってとても良かったことの一つが音楽理論の勉強を出来たことで、それは彼女にとって、単に音を鳴らすだけ以上に、音楽の深さに分け入っていくことが出来たからです。

 今後の目標や夢は、日本の普通の人々が日々の生活の中で、自然にクラシック音楽を口ずさむ、そんな世の中になっていく一助になれれば、ということです。

 内容の深い曲を楽譜の内側に向かっていくが好き、と言う彼女の演奏は穏当で端正ですが、時に日本刀のようなすごみのある光を放ちます。


友清 麻樹子 Makiko Tomokiyo:ヴァイオリン Violin

3歳からヴァイオリンを始める。幼少の頃からドイツ、ベルギーに在住。
ヴォルヴェ・サン・ピエール音楽アカデミー(ベルギー・ブリュッセル)を首席で修了。
桐朋女子高校を経て、桐朋学園音楽学部を卒業。
1996年、第一回江藤俊哉国際ヴァイオリンコンクール、ジュニア・アーティスト部門入選。
2001年、第11回日本クラシック音楽コンクール弦楽部門、大学の部で審査員特別賞受賞。
2002年、第17回オーケストラフェスティバルで新日本交響楽団と共演、東京文化会館にてシベリウスの協奏曲を演奏する。
2005年、東京・銀座王子ホールにてデビュー・リサイタルを開き『美しい音とひたむきな演奏への姿勢』と「音楽の友」誌にも高く評価された。
2008年、ロイヤルチェンバーオーケストラのニューイヤーコンサートにソリストとして出演。 2009年、トッパンホールにてリサイタルを行う。
これまでにヴァイオリンをベルンヘフト・タカシ、ユーリ・ブラジンスキー、高橋孝子、故江藤俊哉、 江藤アンジェラ、田中千香士、篠崎史紀の各氏に、室内楽を山口裕之、藤井一興の各氏に師事。

現在は、ソロ、室内楽、オーケストラなどで、日本各地において演奏活動を行っている。 東京アンサンブルギルドのメンバー。エクリプス弦楽四重奏団の第一ヴァイオリン奏者。